～東急のデジタル列車無線搭載について4～

　大井町線へ転属した9020系(元2000系)の9021Fと9023Fにデジタル無線用のダイバーシティアンテナが取り付けられました。(2019年5月現在、9022Fには取り付け無し)

　1000系等の既存車両のデジタル化工事では車上局の更新は行われてもダイバーシティアンテナの取り付けは行われていませんでしたが、9020系ではついにアンテナも取り付けられました。

小田急などと同じNECのアンテナ

　運転台へのLCD等の取り付けは行われていませんでしたが、後日LCD用の台座が追加されてました。

※参考：池多摩線1000系に取り付けられたLCD台座。

6000系にも

　6000系にも2019年9月頃からデジタル列車無線への取り替えが開始されました。

　奥に見えるグレーの板がLCD取り付けよう台座。

　ダイバーシティアンテナの形状が9020系と異なるのが面白いところです(西武と同型)。屋根上のアンテナは交換されていません。

　TISについては変更がありません。

タブレット端末使用開始について

　2019年より乗務員支援とペーパーレス化に向けて運転支援システムが導入されています。

　行路票、在線表示、運転規制表示、停車駅接近音声、各種マニュアルなどがついています。

　なお、大井町線は田園都市線と周波数で同じであるほか、東横線・目黒線車両の長津田工場入出場に伴う入線があるため、デジタル化は当分先と思われます。

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