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デジタル列車無線特集
feature article about Digital train radio system
 

~東急のデジタル列車無線搭載について3-4~

相鉄直通用防護無線搭載

 2022年10月より東急東横線・目黒線でデジタル列車無線運用が開始されました。相鉄直通予定車両はそれ以前に相鉄直通対応のJRタイプのデジタル列車無線のみ搭載し始めていましたが、相鉄線内での乗務員訓練、TASC調整のための入線のために、順次相鉄用防護無線の取り付けが開始されました。

 なお東武東上線デジタル化に併せて4104Fはアナログ列車無線も撤去され、それまで操作盤が設置されていた場所に文字情報伝達用のモニターが設置されましたが、同線のデジタル化が遅れているため、その他の列車はアナログ列車無線が撤去されないままとなっています。

5050系相鉄防護無線搭載後

 左手にあったアナログ用操作盤が撤去され、文字情報伝達用のモニターが設置されました。但し、「調整中」の紙が貼られ、一切の操作ができないようになっています。手前側にはこれまでなかった無線のバッテリー残量表示が、また右手には相鉄用の白い防護無線が取り付けられました。「相鉄防護無線」「無線送受信装置」のNFBがONになっていました。

 一方で、アナログ列車無線が撤去されていない4103F。防護無線とバッテリー残量表示が設置されたのみです。

3000系相鉄防護無線搭載後

 3000系も同じように相鉄用防護無線とバッテリー表示が取り付けられました。
 車掌台側にはバッテリが取り付けられました。こちらは5050系とは異なります。製造はJR東日本テクノロジー社となり、定電圧電源、接触器箱、スイッチパネル、バッテリで構成されているようです
東急のデジタル列車無線搭載について4大井町線車両、NECデジタル用ダイバーシティアンテナ設置
更新履歴
 2023年1月29日配信

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