～東京メトロデジタル無線導入について3-3～

　日比谷線13000系に三菱製デジタル列車無線が搭載されてから随分と経ちましたが、2022年7月2日までにデジタル列車無線運用が開始されました。なお、メトロ車全車ではなく、13130Fのみデジタル運用中となります。他車両は2022年7月10日時点では全てIR無線・アナログ運用でした。
最後まで残っていた日比谷線がデジタル運用開始したことで、東京メトロ全線でデジタル運用中となりました。

→2022/8/13追記：８月に入り、13130F以外の他車や東武車でもデジタル運用を開始した車両が出始めました。

～デジタル運用中の運転台～

　まずは操作盤から。電源が入り、黄色い「デジタル列車無線」と書かれたテプラが貼られ、「日比谷」のランプが点灯しています。なお、直通先の東武は未だアナログ運用中のため、東武線内はchはセットされても、話中ランプが点灯しっぱなしとなります。

アナログ用NECには青い「アナログ列車無線」のテプラが。地下鉄区間ではランプが全て消灯しています。

TISも変化有りませんでした。今後、他編成でもデジタル運用を開始した後に文字伝達用のアプリが使用開始されるものと思われます。

※8月に入り、一部の東武車でもデジタル運用を開始しました。

参考

• 東京地下鉄(株)「平成28年度(第13期)事業計画」(pdf)
  　http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h28_1.pdf
• 東京地下鉄(株)「平成29年度(第14期)事業計画」(pdf)
  　http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h29_1.pdf
• 東京地下鉄(株)「平成30年度(第15期)事業計画」(pdf)
  　http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h30_1.pdf
• 鉄道と電気技術　2014年7月号
  　講座「デジタル列車無線(7)～公民鉄道デジタル方式列車無線(その2)」

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