6300形6314Fにデジタル列車無線が搭載され、三田線でのデジタル列車無線の運用が始まりました。14Fは2019年9月より長期運用離脱していましたが、2020年1月末頃よりデジタル列車無線装置を搭載しての営業運転を再開しました。
2020年2月時点では、三田線はデジタル・アナログの併用運用となっている模様です。
よくあるNEC製です。
なお、6300形は1・2次車と3次車では、TISモニタとITVモニタの位置が逆になってます。
既報の通り、日立国際製です。大江戸線のものとは形が大きく異なるほか、同じ日立国際製を採用している南北線9000系のものと若干パネルが異なります。(音量調整が'つまみ'であったり、防護無線確認ボタンも「防護確認」と表記されてます。表示ランプも砲弾型LEDです。)
また、情報表示モニタは現行のTIS画面の横につり下げタイプとして別途設置されるようで、台座フレームのみ準備工事されています。
→後日追加されました。
なお、NEC列車無線が撤去されている(運転台に見受けられない)こと、また都交内と東急内での無線機の使い分けについてテプラ等が無いことから、本器で日立デジタル列車無線とNECアナログ列車無線の両方を兼ね備えていると思われます。メトロ車と運用方法が異なります。
参考:東京メトロ9000系に採用されている日立国際電気製
6(8)号車に設置されていたNECアンテナ撤去され、新しい日立タイプに換装されていました。なお、1号車には設置されていなかったため、6(8)号車で受信後引き通し線で1号車車上局まで繋がっているものと思われます。
比較:右がアナログ、左がデジタル用(後日写真差し替えます)
参考:昔使っていたIR無線アンテナ
そして撤去後。
今回、三菱製ではなく日立国際を採用したことで、都営車の相鉄への直通が無くなりました。東急新横浜での折り返し運転となる見込みです。(相鉄車の片乗り入れの可能性はありますが)