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デジタル列車無線特集
feature article about Digital train radio system
 

~京成電鉄デジタル無線導入について2~

三菱製無線機搭載開始
 京成電鉄は、2016年3月30日リリースのグループ中期経営計画「E3プラン(2016-2018年度)」において、デジタル列車無線の導入を発表していましたが、2020年1月に3001Fに三菱製デジタル列車無線が搭載されました。

デジタル取り付け前

デジタル取り付け前。

取り付け後

京急と同じく、屋上にSRアンテナ、運転台窓付近に長~いダイバシティアンテナが取り付けられました。
左手に操作盤、右手に情報表示器が設置されてます。
拡大。

 列車無線操作器は、従来の八幡電気製を生かしつつ、三菱がメインとなったという形でしょうか?。この辺は論文を確認しないと分からないところです。

 操作盤には「京急」「都交」「京成」「北総」「IR」の文字があり、北総線のデジタル化が決まった模様です。また、防護発報や防護発報音弱めボタンが無いので、従来のIR制御盤をそのまま生かすと思われます。

 2020年1月末日現在、無線局免許取得が基地局では各地取得済みである一方、陸上移動局では千葉県印旛郡酒々井町(=宗吾車両基地)のみの取得であり、また、車上局の電源も入っていないため、現車でのデジタル試験そのものもまだ先と思われます。

2020.07.21追記
 7/20よりデジタル列車無線の実車による試験が始まった模様です。

京成電鉄デジタル無線導入について3小変化
※京浜急行のデジタル列車無線については下記を参照。

参考

更新履歴
 2020年01月31日配信

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