列番設定器の使用開始について
京阪神地区の列車無線デジタル化され始めてから約3年が経った2020年3月ダイヤ改正より、列番設定器の使用が開始されました。
※今回は速報のみとして、再度調査します。
これまで無表示または「列番登録」しか表示されてませんでしたが、列車番号を入力するようになりました。「運」は運転士、「車」は車掌を意味するようです。これにて、個別通話が可能になるほか、指令呼出し時や防護無線発報時にも指令所がどの列車から送信されたかが把握できるようになったものと思われます。
※のはずなんですが、列車無線を聞いていたら(ry あれ?
こちらも2019年頃から地味に新型機に変わっているようです。なぜ行路表も含めタブレットに集約しないのかは謎ですが...
※比較:従来機
参考
- 日本鉄道サイバネティクス協議会>ソフトウェア定義無線を活用したデジタル列車無線の開発と実用化
- JREA>特集 信号・運行管理・ICT>JR西日本におけるデジタル列車無線の導入
(http://www.jrea.or.jp/search/?p=132097) - JREA>関西支部活動>関西支部活動 REA関西 第35号(電子版) 2017年1月
(http://www.rail-e.or.jp/modules/office/index.php?content_id=19) - 鉄道と電気技術(2017年10月):JR西日本 東海道・山陽本線列車無線デジタル化について
- 三菱電機技報(2018年6月):在来線デジタル列車無線システム : 西日本旅客鉄道(株)京阪神エリアへの導入
(https://www.giho.mitsubishielectric.co.jp/giho/pdf/2018/1806107.pdf)