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デジタル列車無線特集
feature article about Digital train radio system
 

~三菱移動局比較~

 JR各社などで三菱製デジタル列車無線が採用されているが、地域によって仕様が異なるためまとめた。

◆JR東日本首都圏管内(ABCD・子機タイプ)

 JR東日本首都圏管内を中心に使用されているABCDタイプ。アナログAタイプや子機通話に対応している。東京メトロ16000系や北越急行、相模鉄道などもこれと同じものを使っている。

◆JR西日本首都圏管内(ABCD・限定タイプ)

 JR西日本で採用されているタイプ。A・B・C・D無線全てに対応しているが、首都圏用ではあった「子機」がCタイプで使用される「限定」に変更となっている。また表示も若干異なっている。
 えちごトキめき鉄道のET122形や一部のJR東海車も同じものを使用している。

◆地方型(CDのみのタイプ)

 JR東日本地方線区用のC・D無線。アナログA・Bは対応していないためデジタル・アナログ切り替えボタンが無い他、機能省略から子機や限定はない。
 えちごトキめき鉄道のET127系も同じものを使用している。

◆参考:アナログ機

JR西日本で使われていたBタイプ無線(B・C対応)。
JR東日本のBタイプ無線(B・C対応)。
JR東日本ミニ新幹線区間用のAタイプ無線。
Cタイプ無線。

おまけ

 東京メトロ10000系で採用された三菱製デジタル列車無線。周波数切換などは全て操作盤で行われる。そのためJR型とは違って受話器にボタン類は無い。
更新履歴
 2019年04月01日配信
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