デジタル列車無線特集
feature article about Digital train radio system
~東京メトロデジタル無線導入について3-2~
日比谷線13000系三菱電機製デジタル無線搭載
~三菱デジタル機搭載開始~
千代田線16000系と同じように既設のアナログ機を右パネル上部に移設したうえで、今までの場所に操作盤を設置しています。なお、日比谷線では受話器はスペースの都合、マスコン台右手に設置されています。「線区」には、日比谷、東横/横高/目黒、大井町/田園都市、東武が準備されているほか、テープで隠された2路線もあります。半蔵門や有楽町・副都心でしょうか?
屋上アンテナもアナログ用NECアンテナ1本に、三菱デジタル用の2本が加わりました。
で、なぜ新型NEC製が設置されていたか?
個人的な推測として、
1,もともと三菱製デジタル列車無線の採用が決まっていた。(NEC採用であれば屋根上アンテナ台座が計2台で良いはずがそもそも3台)
2,アナログ機は従来品(03系の中古品)を流用することにした。
3,しかし、廃車発生まで予備品が無いため、初期編成には新型のNEC製デジタル対応機を搭載した。
というところでしょうか...。ということで、日比谷線のデジタル無線機はNEC製とずっとお伝えしていましたが、三菱製と判明したため訂正します。
→
東京メトロデジタル列車無線導入計画3-3
日比谷線デジタル運用開始
参考
東京地下鉄(株)「平成28年度(第13期)事業計画」
(pdf)
http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h28_1.pdf
東京地下鉄(株)「平成29年度(第14期)事業計画」
(pdf)
http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h29_1.pdf
東京地下鉄(株)「平成30年度(第15期)事業計画」
(pdf)
http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h30_1.pdf
鉄道と電気技術 2014年7月号
講座「デジタル列車無線(7)~公民鉄道デジタル方式列車無線(その2)」
更新履歴
2016年10月18日配信
2017年01月22日更新
2019年04月01日再編
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