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デジタル列車無線特集
feature article about Digital train radio system
 

~京浜急行電鉄デジタル無線導入について3~

運用開始について
 2015年7月7日よりデジタル無線との併用を開始。デジタル無線搭載車はデジタル運用、非搭載車や乗り入れる他社車両は従来通りIR無線を使用している。
 デジタル化によってこれまで音声1回線から、第1通話(一斉)・第2通話(個別)・制御・データ回線の計4回線に増え、デジタル化当初は第1通話のみを使用し、今後SR搭載車両が増えると、乗務員支援データの拡充や、複数通話(個別通話)回線の使用を開始するという。
 チャンネルは全線4つに分かれたエリア(品川、新町、文庫、久里工)ごとに割り振られており、エリアを跨ぐごとに車上側は自動で切り替わる。
ゾーン一覧
ゾーン名 ch 区間
Aゾーン
(品川)
3 泉岳寺~雑色
空港線
Bゾーン
(新町)
2 六郷土手~7号トンネル品川方
大師線
Cゾーン
(文庫)
2 7号トンネル品川方~浦賀
堀ノ内~新大津
逗子線
Dゾーン
(久里工)
1 新大津(構内を除く)~三崎口
※7号トンネル:上大岡~屏風浦間
LCDには「SR電源」「データ系有効」「支援情報」の文字が。
SRからは編成番号も送信されているようです。
携帯で撮影したので見づらいですが、支援情報の受信項目をタッチすると内容が表示されます。
上記のゾーン間での無線ch自動切り替えの様子。(12秒頃。ブレていますが2chから3chへ変わります)
通話開始時に従来のチャイムからピー音に代わっています。10分05秒頃から始まるものが聞きやすいかと思います。
Youtube:MrShow830氏動画より
こちらは従来のアナログの様子。随所にチャイムが入ってます。
Youtube:takedabell氏動画より
京浜急行電鉄デジタル無線導入について4直通先対応改造について

参考

更新履歴
 2016年09月23日配信
 2018年02月18日更新
 2019年04月01日再編
 2021年02月15日画像追加

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