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デジタル列車無線特集
feature article about Digital train radio system
 

~アプリケーションについて~

 デジタル列車無線システムは、従来の音声通話のみならず、データ通信も可能であり、従来の音声・紙で行っていた通告などを運転台上のモニターへデータ送信し通告することも可能になった。また車掌への案内支援を目的とした「車掌用ATOS」も導入されている。
 ここではJR東日本首都圏管内で導入されたデジタル列車無線システムを使ったアプリケーションについて説明する。なお技術的な情報は割愛する。

通告伝達システム

◆運転整理通告
 徐行やダイヤ乱れなどによる折り返し変更などの通告を指す。沿線の気象データなどを基にATOS・非ATOS区間両者共に当該区間を走る予定の列車に通告を自動で作成し行う。車上側では通告受領確認を求められ、確認をしない場合はデータの再送・指令台への警告が出る。
◆運転規制通告
 風雨などの自然災害などで規制値以上になった場合などに速度規制などを行う通告。以下運転整理通告と同じ。
◆指令通告
*見たことがないので分かりませんorz*(踏切関係の情報との話しも)

車掌用ATOS情報システム

◆接続列車モニタ
 駅を選択すると、線区別に、その駅を発車する列車の列車番号・行き先、発車時刻、遅延時間、発車番線、現在地などが表示される。
◆駅列車在線モニタ
 自線区を走っている列車の現在位置を表示する。基本は白文字で列車番号と遅延時間が表示される。但し、1分以上の遅延では黄文字に変わり、抑止となると赤地白文字になる。他線区の列車は見れない。
◆運行把握モニタ
 ATOS線区内の各線の最大遅延している列車の遅延時間、列車番号、遅延列車本数などが線区別で表示される。

運行情報システム

◆運行情報システム
 車内LCD/LED等による旅客向けの運行情報案内。内容は、表示文面と、路線・区間・方向・原因・状況である。

車両故障情報伝達システム

◆車両故障管理
 車両故障の情報を指令所にデータ送信できる。これにより指令側の状況把握をより的確な指示が行えるようになり、遅延時間の短縮に貢献できるものと思われる。
 ※画像はデジタル列車無線導入前のもの

列車情報

 列車情報では、全線区の列車情報を管理するため、また通告伝達システム等アプリケーションを活用する際現在の列車位置・情報をリアルタイムで指令で管理する必要がある。そこで列車情報収集システムを用い、一定周期ごとに列車情報を司令所に送信することで迅速且つ確実な通告を出来るようにしている。 また、輸送指令の運転整理(間隔調整)において、車両から送信される乗車率を端末で参考にしながら延発整理などを行っているようである。
 なおATOS区間においては、通告システムなどはATOSシステムの情報から作成している。

参考

更新履歴
 2019年04月01日配信
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