JR東海/Central Japan Railway
285系
285 series
黒坂にて
1998年7月に営業運転を開始した285系。老朽化や時代に合わなくなった客車寝台列車の置き換えとして、プライバシー保護などを考慮した個室をメインとした寝台特急電車として東京~四国高松、出雲市を毎日一往復している。車内デザインは住宅メーカーに設計を依頼しているほか、車体デザインも夜明けをイメージしたベージュ地をメインに赤と金線を配色している。
車両は2階建てを基本としているが、電動車(3・5号車)は通常の平屋構造となっている。基本的に寝台券が必要ではあるが、指定席特急券で二段式カーペットで横になれるノビノビ座席が一両あるほか、ミニラウンジやシャワー室が設置されているなど最低限の設備は完備されている。食堂車や車内販売はない。
現在東海所属車は2編成あり、車両の整備は後藤総合車両所出雲支所で一括整備されている。
諸元表
編成 |
2M5T7連 |
主要制御装置 |
VVVFインバーター制御(1C4M/東芝・三菱製IGBT) |
主電動機出力 |
220kW |
最高速度 |
130km/h |
運用線区 |
寝台特急サンライズ瀬戸(東京~高松・松山・琴平)
東海道線・山陽線・瀬戸大橋線・予讃線
寝台特急サンライズ出雲(東京~出雲市)
東海道線・山陽線・伯備線・山陰線
(過去)
臨時寝台特急サンライズゆめ(東京~広島・下関)
東海道線・山陽線 |
製造初年 |
1997年(平成9年) |
所属区 |
大垣電車区(海カキ) |