2019年10月01日更新
はじめに
成田エクスプレスは京成スカイライナーやリムジンバスなどとライバルであり、2009年は253系を新型車両E257系に置き換えたほか、Wi-maxによる無線LAN接続サービスなど快適性・ビジネス性に力を入れているが、最近になって料金の割引を始めた、以下の二つを紹介する。
●N’EX往復きっぷ
成田エクスプレスを往復で利用する場合に割引になる乗車券と特急券がセットになった企画乗車券。購入は往路乗車日の前日までに購入しなければならならいが、割引率が約20~30%とかなり大きい。
- 発売は利用開始前日まで。(当日販売はない)
- 往復利用限定(片道のみは無い)
- 発売は指定席券売機に限る。(びゅうプラザ・旅行会社でも買えるが、航空券の同時購入又は航空券等の提示が必要。指定席券売機では購入条件がない。)
- 切符の有効期限は利用開始日から14日。通常の海外旅行であれば大丈夫。
- クレジットカードに限らず現金での購入も可能。
- 復路(成田空港発の帰り)の座席指定は、きっぷ購入時の列車選択において「今は予約をしない」(列車・座席未指定)にしておけば、帰国後の乗車直前に成田空港駅(第2ターミナル駅含む)の指定席券売機で指定・予約可能なので飛行機の遅延などを気にする必要は無い。
(行きの切符も未指定にすることも可能)
発売額例(普通車)
発着駅 |
正規料金 |
販売価格 |
差額 |
東京(都区内) |
片道3,070円
往復6,140円 |
5,030円 |
1,100円
(約18%引き) |
横浜(市内) |
片道4,370円
往復8,740円 |
6,280円 |
2,460円
(約28%引き) |
大宮 |
片道3,910円
往復7,820円 |
5,240円 |
2,580円
(約33%引き) |
発売額例(グリーン車)
発着駅 |
正規料金 |
販売価格 |
差額 |
東京(都区内) |
片道4,640円
往復9,280円 |
6,600円 |
2,680円
(約29%引き) |
横浜(市内) |
片道5,940円
往復11,880円 |
7,850円 |
4,030円
(約34%引き) |
大宮 |
片道5,480円
往復10,960円 |
6,810円 |
4,150円
(約38%引き) |
右下券のように列車未指定にすることが可能。
●えきねっとチケットレスサービス
成田エクスプレスの「えきねっとチケットレスサービス」は、スマートフォンなどモバイル端末から指定席特急券を予約することで指定席券売機やみどりの窓口などに並ぶこと無くそのまま乗車できるサービスである。また、200円の「えきねっとチケットレス割引」を受けることができる。
- 特急料金が正規料金から200円割引。グリーン車利用も割引対象。
- 乗車券は別途購入が必要。
- 購入はスマートフォンでサクサクッと(パソコン・窓口不可)
- 座席もシートマップによる指定や、通路側・窓側など希望が可能(残席数による)
- えきねっと会員限定だが無料で登録・利用可能。
- 決済はクレジットカード限定(ViewカードでなくてもOK)。現金不可