1895年の下関条約の後、台湾は日本の統治下となった。この建物は長野宇平治が設計し、1919年に完成した。1945年の敗戦まで台湾総督府として使われ、、その後中華民国総統府として現在も利用されている。
建物の見学は二種類あり、平日午前中に行われる「非假日參觀」と月一回行われる「假日參觀」がある。非假日參觀は月曜から金曜の9時30分、10時、10時30分、11時、11時30分の計5回に見学ツアーが行われるが館内は撮影禁止でもある。
一方で、月一回の假日參觀では朝9時から17時までの間に予約無しで好きな時間に入場でき、内部の見学は自由且つ撮影も特に制限が無い。台湾総統府をゆっくり自由に見学したいという方は是非月1の假日參觀の日に訪れてみてください。
入場には身分証明書(日本国籍者はパスポート)の提示が必要なうえ、手荷物検査も行われますのでご注意ください。また、入場のための予約は必要ありません。(ただし15人以上の団体で非假日參觀の場合は3日前までに予約が必要です。)あまりにラフな格好で行くと入場を断られる可能性もあります。
アクセス:
地下鉄台大医院駅、西門駅から徒歩。
公式HP:
http://www.president.gov.tw/
(ホームページ内「參觀總統府」より參觀資訊をクリックすると見学の案内に飛びます)