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海外鉄道情報~台湾編~
Taiwanese train and travel information
 

鉄道パスについて

目 次
  • TR-PASSについて
  • 高鉄パス(高鉄周遊券)について
  • 高鉄・台鉄ジョイントパス(雙鐵周遊券)について
  • そのほかの周遊券・一日乗車券について

※おことわり

 掲載の情報は最下部記載の更新履歴に記載された時点の情報になります。必ず最新の情報をご自身でご確認ください。

TR-PASS(台湾鉄道パス)について

 2010年7月12日から始まった台湾鉄道の旅行者向けの全線パス。台湾人もこのパスを利用することができ、3日用と5日用がある。台湾現地の主な駅65駅での購入可

[料金] 3日用 5日用
TR-PASS一般版(1人用) 1,800TWD 2,500TWD
TR-PASS4人同行版 4,200TWD 7,000TWD

 ※パスの有効期間は購入日から30日以内で、期間中の利用開始日から有効期間内の連続日となる。
 ※購入時にはパスポート(身分証明書)が必要。
 ※4人用は、4人全員同一行程に限る。
 ※自強号など全等級の列車に乗れますが、座席の予約は駅窓口で事前に必要。座席指定がないまま乗車した場合は無座(立席)扱いとなる。但し、太魯閣号・普悠瑪号は座席指定券がないと乗車できない(立席利用不可)。観光列車の利用は不可。
 

 1,800TWDという料金は、台北~高雄~花連~台北の台湾鉄道一周(875.9km)を自強号で利用した場合の料金(1,988TWD)に相当します。

 台北~嘉義間(約3時間半、263.5km)が598TWD、台北~花連間(約2時間10分、194km)が440元、台北~台東間(4時間前後、344.9km)が783元となるので、元を取るには毎日長距離を乗らなければならず、近距離利用であれば通常乗車券を買った方が良いかと思います。

台湾高鉄周遊券(台湾高速鉄道パス)について

 高鉄周遊券は台湾高速鉄道全線が乗り降り自由で、連続した3日間乗り放題の「台湾高鉄3日パス」と、7日以内に任意の2日間乗り放題の「台湾高鉄フレキシブル2日パス」がある。乗車時・座席指定時などパスポートの掲示が必要となる

 高鉄周遊券はTR-PASSと異なり、利用開始前日までに台湾高鐵Webサイト又は指定の旅行代理店で引換証を購入が必要です。 また駅窓口での直接購入はできない

  [料金]
台湾高鉄3日パス 2,200TWD
台湾高鉄フレキシブル2日パス 2,500TWD

 ※引換証は購入日を含め90日以内にパスへ交換しなければならない。
 ※パスの有効期間はパス引き換え後から28日以内に利用開始とし、「3日パス」は連続3日間、「フレキシブル2日パス」は利用開始日から7日以内に利用二日目を選択する。
 ※座席指定は無制限で窓口でパスポートとパスを提出して座席指定を行ってもらう。翌日以降の列車も指定できる。但し、座席予約は代金支払いが完了した後から可能となる。
 ※座席指定をしていない場合は自由座(自由席)利用となる。
 ※パスは自動改札機を通過できないため、有人改札を利用する。このときにパスとパスポート両方が必要となる。(ただしパスポートの提示を求めない人もいる)
 ※商務車(ビジネスクラス。日本でのグリーン車)は利用できない。利用する場合は通常乗車券を別途購入することになる。
 
 通常乗車券で、台北~高雄間の片道で1,490TWD(自由席利用で1,445TWD)、台北~台中間の片道で700TWD(自由席利用で675TWD)なので、台北~高雄1往復、台北~台中2往復で元が取れる計算となります。非常にお得です。

 座席を予約するとこのように席番号を記入してもらいます(最近は印刷されたものを貼られることがあります)。指定券などは公布されません。

●台湾高鉄周遊券引換証の申込・購入について●

 引換証の購入は台湾高鐵のホームページ(https://www.thsrc.com.tw/) で予約申し込みできるほか、Taipei Navi(https://www.taipeinavi.com/)やJTBの海外現地オプショナルツアー(https://www.jtb.co.jp/、マイバスJTB(https://www.mybus-asia.com/) )などでも購入が可能である。

 台湾高鐵のウェブサイトからの申込では英語のみで、不安がある場合には日本語ページがある上記サイトなどを利用すると良いと思います(上記2サイト以外にも引換証を販売している旅行会社が多くあります)。申込後、電子バウチャー(引換証)が登録したメールアドレスに送られてきますので、それを購入日を含め90日以内に駅窓口にて提示しパスへ交換して下さい。

 料金は為替変動によって変化する場合があります。

 引換証購入方法はこちら

~台湾高鉄・台湾鉄道標準5日ジョイントパス~

 「台湾高鉄・台湾鉄道標準5日ジョイントパス」は台湾高鐵が発売する、特急「自強号」と観光列車を除く台湾鉄道5日間乗り放題+台湾高速鉄道を任意の2日間乗り放題のパスである。「台湾高鉄周遊券」と同様に事前に引換証の購入が必要である。

  [料金]
台湾高鉄・台湾鉄道標準5日ジョイントパス 2,800TWD

 ※引換証は購入日を含め90日以内にパスへ交換しなければならない。交換は台湾高速鉄道各駅の窓口の他、台湾鉄道の台北・松山・桃園・台中・台南・高雄の計6駅のみで可能である。
 ※パス引き換え時に利用開始日と台湾高速鉄道利用2日間を選択する。以降変更は不可。
 ※台湾鉄道では普通列車(区間車・普快車)・快速列車(区間快)のほか、急行に相当する莒光号・準急に相当する復興号にも乗車できる。なお、座席指定はできず、無座利用(立席利用)となる。空席に着席することは可能。自強号は乗車できない。
 ※台湾高速鉄道では窓口でパスとパスポートを提示することで座席指定をすることができる。座席指定をしていない場合は自由座(自由席)利用となる。
 ※パスは自動改札機を通過できないため、有人改札を利用する。このときにパスとパスポート両方が必要となる。
 

 通常乗車券で、台北~高雄間の片道で1,490TWD(自由席利用で1,445TWD)、台北~台中間の片道で700TWD(自由席利用で675TWD)なので、台北~高雄1往復、台北~台中2往復で元が取れる計算となります。但し、自強号の利用ができないため、都市間利用には区間車を利用するか、別に自強号の乗車券を購入する必要があります。

 高速鉄道利用は2日間に限られるため、前もって旅程をしっかり立ててから購入・利用した方が良いと思います。

 引換証購入方法は「台湾高鉄周遊券」内を参照にして下さい。

~台湾高鉄・台湾鉄道特級5日ジョイントパス~

 「台湾高鉄・台湾鉄道特級5日ジョイントパス」は台湾高鐵が発売する、特急「自強号」を含む台湾鉄道5日間乗り放題+台湾高速鉄道を任意の2日間乗り放題のパスである。「台湾高鉄周遊券」と同様に事前に引換証の購入が必要である。

  [料金]
台湾高鉄・台湾鉄道特級5日ジョイントパス 3,600TWD

 ※引換証は購入日を含め90日以内にパスへ交換しなければならない。交換は台湾高速鉄道各駅の窓口の他、台湾鉄道の台北・松山・桃園・台中・台南・高雄の計6駅のみで可能である。
 ※パス引き換え時に利用開始日と台湾高速鉄道利用2日間を選択する。以降変更は不可。
 ※台湾鉄道では観光列車以外の全ての列車に乗車できる。座席指定も可能で、特に特急「普悠瑪」「太魯閣」号は立席利用できないため、あらかじめ駅窓口で座席指定しなければならない。
 ※台湾高速鉄道では窓口でパスとパスポートを提示することで座席指定をすることができる。座席指定をしていない場合は自由座(自由席)利用となる。
 ※パスは自動改札機を通過できないため、有人改札を利用する。このときにパスとパスポート両方が必要となる。
 

 自強号も利用できますが、特に台北~花連間は“一票難求”と言われるほどに指定券がすぐ売りきれるので、利用時期によっては事前に別途乗車券を購入しておいた方が良いと思います。

 高速鉄道利用は2日間に限られるため、前もって旅程をしっかり立ててから購入・利用した方が良いと思います。

 引換証購入方法は「台湾高鉄周遊券」内を参照にして下さい。

その他のフリーパスについて

 台湾鉄道ではローカル線の一日乗車券を発売しています。

平溪線/深澳雙支線一日週遊券
(56TWD)
 平溪線と深澳線両方が乗れる一日乗車券。板橋、台北、松山、基隆、八堵、瑞芳、猴硐、宜蘭、羅東、平溪、菁桐、十分の各駅で当日販売(各駅から平溪線・深澳線各駅までは別途乗車券必要)。
內灣線一日週遊券
(95TWD)
 內灣線の一日乗車券。竹南、苗栗、台中、新竹、中壢、桃園、板橋、台北、松山、六家、竹東、內灣の各駅で当日販売(各駅から內灣線各駅までは別途乗車券必要)。
 7折(30%割引)の67TWDで発売している期間あり。
集集線一日週遊券
(90TWD)
 集集線の一日乗車券。竹南、苗栗、豐原、台中、新烏日、彰化、員林、田中、二水、大甲、沙鹿、斗六の各駅で当日販売(各駅から集集線各駅までは別途乗車券必要)。
 7折(30%割引)の63TWDで発売している期間あり。
東北角一日券
(126TWD)
 東部幹線瑞芳駅~頭城駅間と平溪線が一日乗り放題の乗車券。羅東、宜蘭、頭城、福隆、貢寮、雙溪、侯硐、瑞芳、基隆、八堵、松山、台北、板橋、 樹林、桃園、中壢の各駅で当日販売(各駅からフリー区間までは別途乗車券必要)。フリー区間内で特急「自強号」、急行「莒光号」に乗る場合には追加料金が必要。
 このほか、MRTでも一日乗車券(24時間券)等を発売していますが割愛。
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