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海外鉄道情報~台湾編~
Taiwanese train and travel information
 
目 次
  • 台湾基本情報
  • ビザについて
  • 電源について
  • 通貨・為替レートについて
  • 現地でのデータ通信について
  • 空路について

台湾について

 台湾(中華民国)は広さ3万6000km2の九州の約6/7の面積の島国で、日本から3時間半ほどで行ける大変近い国である。日本との歴史では、日清戦争で日本が勝利した1894年の翌年(1895年)に台湾を割譲し、以降1945年の日本敗戦まで50年間日本の統治下となっていた。その間内地延長の、インフラの整備、教育、
 台湾島真ん中を北回帰線が通るなど、とにかく夏は日差しが強く暑いが海風が何となく涼しい。一方で突然の雷雨が襲ってくるので折りたたみ傘は必需品(筆者印象)。
 時差は日本より1時間遅い。

~ビザについて~

 台湾への渡航については、90日までの観光目的の滞在であればビザ無しで入国できる。但し、入国には3ヶ月以上残日があるパスポートと復路の航空券ないし第三国への航空券を所持している必要がある。

 日本と台湾の間には国交がないため、現地での窓口は公益財団法人交流協会の台北事務所が窓口となる。

~電源について~

 基本的には、110V 60Hzで、コンセントの形も同じなので日本で使っているものをそのまま利用できる。但し、精密機器などで不安がある場合は変圧器を持って行った方が安心かも。

 余談…管理人が泊まったホテルはコンセントの数があまりにも少なかったので念のため分配器もしくは延長コードを持って行くと便利かもしれない。

~通貨・為替レートについて~

 現地では台湾元(TWD)が使われている。紙幣は100元以上となるが、200元以上の紙幣は自動販売機・駅の自動券売機に基本的に対応していないので注意。最新の為替レートはこちら(google finance)で確認してください。

 両替は現地で行った方がお得です。日本での場合には手数料がレートに上乗せされているので、ある程度の額を両替するとかなり手数料をとられる。一方で現地での場合は、両替した現地通貨から手数料(桃園空港内の台湾銀行の場合は30元)引かれるだけだったのでかなりお得ではあった。レートも最新のものであった。(ブログに記事を掲載しています)

 なお、クレジットカードを持っている方も台湾ドルでの決済の方がお得です。(レートが極端に振れたら諦めましょう...)

~現地でのデータ通信について~

 台湾では各市内や台鐵の主な駅、ホテルなどでフリーWi-Fiのサービスがある。しかし、無線が届かなかったりエリア外に出てしまうなどして海外データ通信利用サービスを利用してしまい後日高額なパケット通信料を請求される場合もありますから気をつけてください。

・現地のフリーWi-Fi利用について

 近年、台湾観光局と行政考核委員会などが訪台外国人向けに公衆無線LANを開放する動きが進んでいる。iTaiwanの利用にはオンラインで事前にアカウント取得申請をし、現地到着後空港のトラベルサービスセンターなどでアカウント利用開始手続きをしなければならないが、iTaiwanのアカウントを取得できれば多くのWi-Fiスポットで利用でき便利である。
 観光局の「iTaiwan」は、台北市政府の「TPE-Free」や新北市政府の「New Taipei」、台中市政府の「iTaichung」、台南市政府の「Tainan-Wi-Fi」と相互アカウント利用ができ、1つのアカウント取得で全国各地で利用できる
 日本より確実に公衆無線LANの整備が進んでおり、旅行時には是非アカウント申請して利用しましょう。
 申請は「iTaiwan境外旅客線上登記系統(https://itaiwan.taiwan.net.tw/)」(iTaiwan外国人旅行客オンライン登録システム)で(中国語・英語のみ)

・現地のプリペイドSIMについて

 フリーWi-Fiを利用するとタダでインターネットへアクセスできるが、Wi-Fiスポットも気にせず何処でも高速の4G(LTE)を利用したいという場合にはプリペイドSIMの購入をお勧めする。SIMフリー端末である必要がありますが、現地各社とも様々なプランが用意されているうえ、日本のキャリアでの海外利用サービスを使うよりもかなりお得です。地図検索やSNSへの画像投稿、ホテルなどでの暇時間にYoutubeなどを見る際にデーター通信量を気にせず利用できるのがメリットです。
 上の写真は中華電信(Chunghua telecom)のプリペイドSIMの利用説明書の写真になるが、3日用でNT$300(日本円で約1,000~1,100円)。現地空港でパスポートを提示すればその場ですぐに購入できるので便利です。また、データ通信量無制限で、台湾高速鉄道の走行中の車内でも、阿里山などの山間部でもバリバリ電波が入ります。
 なお、3日用とあるが72時間利用できるので3泊4日の旅行でも3日用で十分だと思います。(他の5日用、7日用も含めて)
 利用の際にはSIMフリー端末が必要になるほか、万一SIMのサイズを間違えて購入しても交換などは一切できないので、購入時には十分注意が必要である。現地空港の販売員は片言ではあるが日本語を話してくれ、また注意書きや設定方法などが書いた日本語の案内もあるので安心して購入できる。なお、購入の際にパスポートの他に、もうひとつ身分証を提示しなければならないので運転免許証や学生証など(日本のもので可)を忘れずに。
 台湾の3大キャリアというと、中華電信、台湾大哥大、遠傳電信となりますが、料金もほぼ横並びなので正直どこがおすすめとかはありません。個人的には最大手の中華電信をいつも利用しています。
中華電信プリペイドSIM価格抜粋
 プラン  料金  日本円換算
3日用(72時間) NT$300 約1,100円
5日用(120時間) NT$300 約1,100円
7日用(168時間) NT$500 約1,800円
中華電信https://prepaidsim.twgate.net/index_jp.htmlより。為替変動に注意。
 料金は、3日用(72時間)・5日用(120時間)でNT$300(日本円で約1,000~1,100円)、7日用(168時間)でNT$500(日本円で約1,800~1,900円)です。3日用と5日用の違いは、3日用にはNT$100の、5日用にはNT$50の通話料が無料となります。他にも10日、15日、30日用があるので旅行期間に応じて購入すると良いと思います。また、各社のWi-Fiスポットにも設定すれば利用可能になります。詳しくは各社ホームページへ。
 ※中華電信のプリペイドSIM(5日間用)は羽田空港・成田空港のモバイルセンターで1,400円で購入できます。こちらでも購入の際にパスポートともう一つ身分証が必要です。

空路について

 日本から台湾へは航空便が多く運航されている。東京地方からは、東京羽田~台北松山、東京成田~台北桃園、東京成田~高雄小港が運行されている他、関西・福岡・那覇などからも運行されている。所要時間は羽田~松山で2時間45分、成田~桃園が3時間30分、成田~高雄が3時間15分。

東京羽田台北松山 日本航空(JL)、全日空(NH)、中華航空(CI)、エバー航空(BR)
東京羽田台北桃園 バニラエア(JW)、タイガーエア(IT)
東京成田台北桃園 日本航空(JL)、全日空(NH)、中華航空(CI)、エバー航空(BR)、キャセイパシフィック航空(CX)、ジェットスター(GK) 、スクート(TR)、バニラエア(JW)、タイガーエア(IT)
東京成田高雄小港 日本航空(JL)、中華航空(CI)、エバー航空(BR)、バニラエア(JW)、タイガーエア(IT)
※:コードシェア便を除く
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